マスター・スレーブ方式により、システム保守の効率化とサービスを無停止で作業できることが大きなメリットです。

Vol.002

B社 予約システムの導入事例

- タングステンをご利用いただいているサービスについて教えていただけますか?

弊社では、美容室様向けにレジシステムを販売しておりまして、その付加サービスとして"メールマイスター"と"予約マイスター"という二つのウェブサービスを提供しています。例えばお客様が来られた翌日のお礼状メールを自動的に配信したり、美容院様の営業時間外でもウェブ予約のシステムで予約を取ってレジシステムの予約管理に反映させたりと言ったようなサービスを提供しています。また美容室の経営を改善する上ではお客様の固定化、あるいはお客様が来なくなる事を防いだり来店サイクルを短縮させる等の営業活動の補助サービスとしてシステム化したものになります。

- ウェブシステムのサービスはご提供時期はいつ頃からでしょうか?

2006年8月が最初のリリースになります。現在は美容院様で1000以上、美容院様をご利用になるお客様は数百万人の単位でご利用頂いてます。

- どのような経緯でクラスタ化を検討されたのでしょうか?

まずはトラブルに対する冗長化で、これが必須でした。予約のシステムという事で障害はお客様の売り上げに直結してます。サービスがダウンする事は絶対に許されないと言う形で運営してきました。しかし初期のシステムではレンタルサーバを使っていました。規模の予想もしにくい状況だったのでスモールスタートということで投資を抑えた形でした。ところがサービス開始3ヶ月程度でかなりの美容院様にご賛同を頂きまして、負荷が日に日に増えてレンタルサーバでは問題が起きてきました。


その後アプリケーションサーバ、DBサーバの2台構成に増強したのですが、それでもすぐに負荷が高くなってきたような状態になりました。またそれそれが1台ずつの構成で故障リスクが2倍になる事で新たな不安点がでてきました。どちらか一方でも障害が発生すればサービス全体が止まってしまいます。社長からも絶対とまらないシステムの構築をと言う指示があり、耐障害性に注目して対応を進める事になりました。

- クラスタ化の過程を教えていただけますか?

最初はタングステンの前の製品であるuni/クラスタを採用しました。導入初期には大きなトラブルが何回かありましたが、その後は安定して稼動していました。サービスとして4年近くの稼動になりましたが、その間にも増え続けた負荷によってパフォーマンスの低下が目に見えてきていました。uni/クラスタのサポートが終了するのを機に、後継のタングステンへ入れ替える事になりました。

- 入れ替えは大変でしたか?

ハードウェアを新たにもう一組丸ごと用意して、アプリケーションやデータベースもタングステン以外は全て同じ物を用意してテストを積み重ねて、大丈夫だろうと。切り替え作業は夜中のアクセスが少ない時間帯に実施しました。

- 運用されてみていかがでしょうか?

システムの保守が無停止で出来るというのが便利です。システムのバージョンアップが必要な場合にどうしてもファイルレイアウトを変更したり、データベースの大きなテーブルのレイアウトを変更したりする場合があります。その時に停止時間が発生するのですが、タングステンではクラスタノードの一方を停止させた状態でもサービスを継続させる事が可能で、一方を停止してメンテナンス行い復帰後もう一方のメンテナンスを行うといった事が可能です。サービスを無停止に出来ると言う事は非常に大きいです。また、従前のuni/クラスタと比較してマスタースレーブ方式になった事でレスポンスが改善しています。

- 具体的にはどのようなパフォーマンスの改善がありましたか?

ハードウェアのスペックアップもありますが、お客様の情報をシステムへ反映する作業の所要時間が半分を切る程度になりました。例えば20分かかっていたのが10分で終わる程度に。それぐらいの違いがありました。

- タングステンを使ってみた感想などありますか?

データベースに関してはクラスタ化の簡単な仕組みはあまりありません。それをuni/クラスタからタングステンという形で採用して簡単に実現出来たというのは、非常に大きなメリットでした。

- コスト面ではいががでしょうか?

前段階として、大手ITベンダに見積りを出してもらった訳ですが、とても大きな金額でした。それでソフトエイジェンシーのWEBサイトを見つけまして、ちょっと考えられないほど安価に実現出来るということで驚きました。

- ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

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